40年にわたり、よつ葉の豆腐を製造している「別院食品」。
「おいしい」と言ってもらえることを第一に、より安心できる大豆を求め続け、現在は国内産の無農薬と減農薬の大豆のみを使用。全国各地から届く特徴や味もさまざまな大豆の持ち味を生かした豆腐をていねいにつくり続けています。
豆腐づくり歴21年のスペシャリスト。
安心安全で美味しい豆腐をお届けするために、日々豆腐と向き合っている。
美味しい豆腐づくりを求め、別院食品へ入社。竹田さんを師として仰ぐ。
(竹田さん)
亀岡の工場では5人のスタッフで、よつ葉ホームデリバリーで配送する豆腐と厚あげ、豆乳を製造しています。毎日つくる豆腐は2000丁ほど。豆腐づくりは釜を炊く、豆腐に成形するなど、分業制となっていますが、人数が少ないので誰もがどの作業もできるようにしています。
豆腐の原材料は大豆と凝固剤の「にがり」のみで、豆腐を固める際に泡を取り除く消泡剤も使っていません。豆腐は毎日食べるものですから、余計なものは一切使用せず、シンプルな豆腐づくりを守っています。
(竹田さん)
一晩水につけた大豆をすりつぶし、それを釜で炊きます。炊き上がったら機械で豆乳とおからに分け、豆乳ににがりを入れて固めれば、木綿豆腐、絹豆腐の完成です。全国の生産者さんから、さまざまな大豆が届くので、その時々で配合を変え、年間を通じて美味しい豆腐を安定して提供することを心がけています。
(東さん)
豆腐づくりは早朝、というイメージがありますが、当社は14:30の出荷に間に合えばよく、比較的ゆっくりつくることができています。日々の大豆の配合は感覚に頼る部分が多くて私にはまだまだ難しく、竹田さんを教科書として学んでいるところです。
(竹田さん)
実は、私は豆腐が嫌いでした(笑)。25歳でおいしい豆腐に出会えたことをきっかけに、「こんな美味しい豆腐があるなら世の中に広めたい!」と思い、この会社に入りました。おいしいものを届けられていることに働きがいを感じますね。
(東さん)
豆腐づくりは日々緊張感があり面白く、毎日つくっていても飽きません。昨日よりもいい豆腐をつくろうと努力しますし、それが、やりがいや楽しさにも繋がっています。私は、よつ葉の豆腐を食べて育ち、その豆腐が好きで、別院食品の門を叩きました。今は、大豆を大切に育てている農家さんの思いを会員さんに届ける「架け橋」になりたいと思っています。
(竹田さん)
小さな工場ですので、できる人が助け合えるような雰囲気と環境づくりを心がけています。仕事は楽しいほうが、いいものができますから。
(東さん)
入社当時は不安もありましたが、豆腐づくりのスペシャリストである竹田さんに1~100まで教えてもらえました。作業中も大きな安心感があり、トラブルがあればすぐにフォローしてもらえます。
(竹田さん)
豆腐作りは、本当に奥が深くて、こだわりをもって仕事をしてみたい、「職人」になりたい!と思っている方は当社に向いていると思います。
(東さん)
食べるのも、つくるのも、豆腐が好きな人、です。豆腐づくりは難しい分、正解がすぐに味に出る。おいしくできたら、本当にうれしいですよ!!
その日の気温や湿度、大豆の状態を見極め豆腐づくりの工程は進んでいく。