生体時に撮影した写真です。撮影時期は牛により異なっています。
ロース肉の断面 一般市場ではロース肉の断面で肉質の評価がされます。脂肪の量やロースの芯(中央の丸い赤身の部分)の大きさなどで格付けされます よつ葉では当然格付けや選別などはおこないませんから牛の個体差がそのまま肉質の差になります。
耳標と耳標番号 国内で飼育されるすべての牛にはこの耳標を装着することが義務付けられています 数字は統一耳標番号(個体識別番号)と呼ばれ一頭ごとに異なる番号が割り振られ管理されています

統一耳標番号 今回屠畜された牛の番号

出生地 よつ葉では仔牛を買い入れて瀬戸田農場で肥育しているので出生地は牛毎に異なります

生年月日 生まれた時点で先の耳標番号が割り振られ国が管理するコンピュータに登録することが義務付けられています

瀬戸田農場入舎日 能勢農場入舎日 屠畜日  飼育農場を移動した際や屠畜した時、病気などで死亡したときにも国が管理するコンピュータに登録することが義務付けられています よつ葉の牛の屠畜はすべて亀岡市の屠畜場でおこなわれています

枝肉重量 屠畜後皮を剥いで内臓を取り除いた状態を枝肉と呼びます 背骨を縦に半分に割っているため左右に分かれています 食肉センターにはこの状態で搬入されます 生体時にはこの倍くらいの体重があります
内臓所見 屠畜時には獣医が立会い病気などの検査をおこないます ここには医師の所見に基づいた情報を記載しています 内臓肉は人間同様病気になりやすく、食用に適さない場合には一部又は全量廃棄となります 内臓が悪くなる原因として飼料が挙げられます 和牛などは霜降りを作るため濃厚飼料を多く与えるので内臓に負担がかかり、ホルモンは悪くなるのが普通です  よつ葉の牛にもレバー廃棄などが時々見られますがこれらの頻度はむしろ少ないほうで健康状態は非常に良いといえます
加工期間 食肉センターで生産・加工される期間 加工期間を限定しているので加工日日付から牛の個体情報を知ることが出来ます