ちょこっと会員さんに聞いてみました♪

京滋産直 村井理子さん『カタログ注文という「挑戦」』

 よつ葉のカタログで商品を注文するときに私がいつも気をつけているのは、常に同じ商品ばかりを買わないようにすること。もちろん、お気に入りはたくさんあるから、カタログ上で見つければ忘れずに注文する場合がほとんどだが、思い切って挑戦してみることもある。初めて注文した商品が届いた日には、楽しい気持ちになる。

 そう、カタログ注文の醍醐味は、「今まで一度も注文したことがない商品を選んでみる」ことに違いないのだ。カタログの片隅に掲載されていて、まったく目立たない商品のなかに、実はこれから先ずっと私の定番となる商品が隠れているかもしれない。そう思って、目を皿のようにしてカタログをチェックする。私が「ぴんころ味えのき」と運命的な出会いを果たしたのは、こんな経緯あってのことだった。

 子どものころからえのき茸が好き。炊きたてのごはんにえのきがあれば私の朝ご飯は100点満点。だから、いつもの挑戦のつもりで「ぴんころ味えのき」を注文して、食べてみた。そして今となっては、私の定番だ。甘さ控えめで、爽やかな酸味が特徴的。えのき茸の食感がしっかり残っている。絶妙な味付けに感激するばかり。一瓶なんてあっという間に終わってしまうから、最近では何本かまとめて注文するようになった。新米が出てきたら、必ず注文しようと思う。

 こんな素晴らしい出会いがあるからこそ、挑戦は大切だと思う。


村井理子さん

〈村井理子さんプロフィール〉翻訳家、エッセイスト。琵琶湖のほとりで、夫と双子の息子、ゴールデン・レトリーバーのテオと暮らす。著書に『兄の終い』(CEメディアハウス)、『義父母の介護』(新潮社)、『ある翻訳家の取り憑かれた日常』(大和書房)、他。

(編集より)村井さんがSNSで発信しているカニ愛やあんみつ愛を見るにつけ、いつかぴんころ愛について書いてもらいたいと思っていました。私自身、味がわかるいつもの商品ばかり注文しがちです。でも今週は「推し」との出会いを求め、未知なる商品を注文してみます。



えのきの味が生きたさっぱりした味わい「ぴんころ味えのき」…味えのきに醤油、純米酒、千鳥酢などを加えました。食感はつるりん&シャキシャキ、砂糖不使用でえのきの風味がしっかり味わえます。


村井さんのレシピとエッセイ「家族と私がうれしいごはん」…翻訳家・エッセイスト、村井理子さんのお子さんが極端な偏食でせっかく作ったごはんも拒絶され食べてくれずどんどん料理が苦になってしまう…紆余曲折を経た今、成長し偏食も改善。今度は自分のために料理を作るようになり、それが家族にも好評で料理をするのが楽になった!そんな村井さんのシンプルなレシピとそれにまつわるちょっとしたエッセイがついた読めるレシピ本です。
器や日常を切り取った写真も温かみがあり何気ないセンスを感じます。さっそくアボカドディップとツナメルトに挑戦。村井さんが言うように有り合わせでざっくり作り、器も真似っこしたらいい感じに仕上がり、大満足な休日ランチでした。(K・T)