メニュー
閉じる

よつ葉ホームデリバリー

研修部会で沖縄訪問研修をしました。

6月23日の慰霊祭に合わせ、直前の6月21日・22日に研修で沖縄に8人で行ってきました。

最初に訪れたのは大浦湾・辺野古の工事現場です。

グラスボートに乗って、サンゴの美しさに触れ、海上から工事の状況を見ました。

これでも工事の影響で、サンゴが枯れたりという現象が起きて、量はだいぶ減っているようです。

土曜日は工事は動いていないということでしたが、静かにクレーン車が動いていました。

名護市議会議員で「じゅごんの里」代表の東恩納琢磨さんに反対運動や大浦湾の生物多様性の話を聞きました。
 

 

その後、今回スケジュールなどを組んでいただいたよつ葉の生産者の沖縄物産企業連合の事務所で

現在進行している南西諸島の軍事化のお話を聞きました。

南西諸島各島の状況や沖縄本島との関係性の歴史などについて、お話がありました。

 

翌日は普天間基地を望める高台に登り、沖縄物産企業連合の田場さんに基地の被害などについて話してもらいました。

ひとの住む町が基地の間近にあり、どれだけ危険な状況に沖縄県民が置かれているのかが、分かりました。

実際、学校内にオスプレイが落ちたりという話もあります。

基地の泡消火剤によるPFAS汚染や暴行事件などもあります。

 

 

 

 

そのあとは南風原陸軍病院壕と資料館に行きました。

壕のなかはナビゲーターの方が案内してくれました。

ここはひめゆり学徒隊が医療班として従事したところです。

当時、どのような状況で、ひめゆり学徒隊が従事していたか、お話してくれました。

 

その後、ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館に訪れました。

参加者で花を手向けました。

ひめゆり学徒隊は医療班として従事し、半数以上が亡くなりました。

ひめゆりの塔はその多くが亡くなった壕の上に建てられています。

 

最期には平和記念公園の平和の礎・魂魄の塔などを訪れました。

今年は終戦80年になります。

80年前の歴史と現在、起きている基地と問題が連綿と続いていることを体感した研修になりました。

 

今年、8月23日・24日には大阪の箕面でよつ葉主催で「世界に向かってハイサイ! 沖縄まつり」が開催されます。

23日にはジャーナリスト・写真家の安田菜津紀さんに来ていただき、

講演会「紛争地、被災地に生きる人々の声~取材から見えてきたこと」が行なわれます。

24日には今回、お世話になった沖縄物産企業連合の商品を中心にしたハイサイマルシェがあります。

平和について、一緒に考える機会になればと思います。