2月18日(日)「チェルノブイリ・フクシマ 京都の集い」に参加しました
2月18日(日)「チェルノブイリ・フクシマ 京都の集い」に参加しました。
最初に原発賠償訴訟・京都原告団から訴訟の報告がありました。
続いて福島県三春町在住の武藤類子さんから、多くの原発訴訟に関わるなかでの現状の報告がありました。
特に海洋汚染水の放出に関しては学校教育の授業のなかにまで汚染水の安全性の誘導広告が広まっているということでした。
沿岸漁業応援団の鷲尾圭司さんは志賀原発の反対運動にも関わっていたそうで、主に魚食についてのお話。
「調理」と「料理」は違い、「調理」は食べるひとに合わせて、原材料を加工するということ。
現代のようにコンビニなどで簡単に手に入れるのではなく、手間をかけるほどひとの記憶に残る。そのようにしてひとと人との関係性が形成されていく。
汚染水の海洋放出にはそのような食文化の希薄さが背景にあるのではないか。
食も国や自治体の政策に任せるのではなく、漁協や地域で工夫をしながら、地域の食文化を形成していくことが重要と締めくくりました。
私たち、市民が生活のなかでできることとして、食を見直すということが非常に大事だということが理解できたいい機会になりました。
福島の現状を話す武藤類子さん