9月30日（土）に京都は南丹市八木町にある丹波ハピー農園に行ってきました。丹波ハピー農園はよつ葉では虹色米･黒米･無農薬納豆を出荷しており、パラダイス＆ランチには黒米を利用した食パンも販売しています。

丹波ハピー農園の堀さんは北海道で農業をしているときに農薬にまみれ、これは自身の身体にもよくないと考え、自然栽培を始めました。ハピー農園の敷地内では短角牛を放牧しています。当日は農場を見て回り、黒米の稲刈りを体験しました。午後からは堀さんの農や自然との関わりと考え方についてお話しいただきました。

堀さんは農業を続けてこられた原動力として、自然を相手にあれこれと工夫をして、試行錯誤していくのがとにかく楽しいと言っていました。そのような試行錯誤の結果、堀さんは作物を雑草と競わせて数年かけて、強くしていくというところに行きついたのでした。植物もひとも生き残ることや生命を継ぐ意志をもつことで、強くなるというお話でした。新型コロナウイルス禍やウクライナ侵攻によって安定的な供給のもろさが言われるようになりました。自分がどのようにして生き残っていくか、という危機感を持つことが大事というお話でした。

秋晴れの心地のいい日になり、稲刈りのサクッ、サクッっという感覚も気持ちよかったです。このような交流の機会を大事にしていきたいと思います。