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よつ葉ホームデリバリー

2024年第137便₋3

NEW 拠点ができました

 

 

但馬産直の配送センターが新しく大阪の能勢町から養父市の十二所にできました。今までは能勢産直の配送センターを間借りしていたので、能勢産直の業務が始まる前に作業を終える必要があるため、朝5時から仕分け作業をして車に荷物を積み込み7時には出発していました。但馬産直を立ち上げて3年になりますが、毎日の業務が1日14時間から16時間かかっていました。そのため配達の作業はあまり丁寧にできなかったと思います。会員さんにはいろいろご迷惑をおかけしてきました。

 

但馬の地域の配達を始めたのは13年前です。朝来市に配達に来てほしいと依頼があり、カタログを持って説明に行きました。片道100㎞なので初めは断るつもりでしたが、赤ちゃんや子ども達、お母さんが10人ぐらい集まっている所で、よつ葉の説明をしたところ、すごく真剣に話を聞いてもらえ、採算度外視で配達を始めることにしました。今では会員数250件までになり、ほとんどが会員紹介です。有難うございます。能勢産直の時は、うたい文句で牛乳1本、豆腐1丁からでも配達しますと言っていたことを思い出して初心に帰ることができました。

 

養父市に拠点ができたので地域の人たちを中心に一緒によつ葉の活動を広げていきたいと思います。但馬産直は最終的には地域の人に引き継いでいきたいと考えています。移転に伴い今まで一緒に働いていた人たちは退職になります。また1人からの出発になりますが、拠点ができたことで時間に余裕が持てるので今までやりたかった営業、丁寧な配達をしていきます。

(但馬産直 イム サンボン)

 

酒席から始まったこと…

 

サンボンさんは覚えてる? もう10年くらい前になるかな。毎晩のように能勢産直センターの事務所で、配達したあとに酒を飲みながら京都と兵庫の北部エリアで、新センターを立ち上げたいねって話し合ったことを。それに向けた会員拡大の方法を話し合ったことを。そして徐々に会員が増えていき、毎晩のように乾杯したことを。でも、たまに意見が合わず言い争ったことを。

 

あっという間に時が経ち、6年前に俺は能勢を卒業し、京都北部の綾部に拠点を構えました。そしていよいよこの春サンボンさんが兵庫北部の養父に拠点を構えます。俺たちが毎晩話してきたことが、なんだかんだ紆余曲折あったけどようやく現実になる。とにかくまずはふたりにおめでとう。でもくじけそうになると思うから、また酒飲みながら話そうね。

 

但馬産直センターの今後に期待しています。とにかくおめでとう。そして頑張れ。頑張れ。頑張ってね。

(北近畿産直センター 吉田 幸司)

 

北摂協同農場から
「よつ葉ホームデリバリー」新センターに期待!!

 

 

 

2024年1月21日より北摂協同農場の農家が生産した地場野菜を集荷し、よつ葉の会員に向けて出荷を行っている「よつば農産」の新しいセンターが稼働しました。以前の亀岡市東別院町からは30分ほど遠くなった亀岡市篠町にそのセンターはあります。

 

よつ葉ホームデリバリーを支える主に企画を担当している「ひこばえ」と野菜をはじめ色々な食品など会員さん別に注文品を詰め合わせる仕事を担っている「安全食品流通センター」、よつ葉全体のシステムを作りフォローしてる「クリエイト大阪」の4社が集結しました。今まで以上に各社でタイムリーな話し合いが持たれスムーズな物流が期待されています。

 

企画された物の荷受けから検品・仕分け・配送と広く大きくなったセンターで効率よく空調設備も一新され品質管理も安心な新センターになりました。

 

今までよつば農産へは山に囲まれた細い道を通って納品・配送をしていました。篠の新センターまでの道は広く、荷受け場所もゆったりしたスペースでスムーズに荷下ろしできます。何と言っても山道で台風や雪などの影響を受ける心配が大きく減り、狭い道で大きなダンプと何度も行きかわす事もなくなりました。企画を担当するものと現場を担っている人たちが納品された現物と顔を合わせて検討できることはより良い商品配送に繋がっていくと確信しています。

 

新センター移転に際しては、配送センターの各社、企画・物流の各社、パン・総菜・豆腐などPB商品の生産をしている各社が皆で考え意見を出し、大きな負担も覚悟し進めてきました。PB生産部門はまだこれから合流の予定ですが、よつ葉を担っている全員で新センター稼働にこぎつけました。私たちの生産した地場野菜や米がより良い状態で会員さんのお宅へ届けられています。どんどん進化していくよつ葉にワクワクしています。

(北摂協同農場 安原 貴美代) 

 

 

堆肥作り勉強会始めました!!

 
 皆様、“堆肥”ってご存じですか?

 

 堆肥は簡単に言うと動物の糞や落ち葉などの有機物を微生物によって分解、発酵したものです。農業の基本は土づくり。その土づくりに欠かせないのが堆肥です。畑に堆肥を入れる事によって、畑の栄養補給に繋がります。ただし、堆肥にも良い堆肥と悪い堆肥が存在します。悪い堆肥を入れると野菜の生育にも悪い影響が出る事もあり、堆肥の見極めが重要です。

 

 では、良い堆肥と悪い堆肥って何でしょうか?良い堆肥は発酵して出来たもの。悪い堆肥は腐敗して出来たものです。“発酵と腐敗”。人間も一緒ですよね。納豆などの発酵食品は体に良いと言われていますが、腐敗した食品を体に入れるといかがですか?良い堆肥を地域で調達する事が出来れば農家にとって好都合。

 

 ということで今年から能勢農場、北摂協同農場と生産者で地域でより良い堆肥を作る為の勉強会を始めました。1回目は実際に堆肥を作っている能勢農場から製造工程を確認しながら意見交換を行いました。

 
 まだまだ課題は多く良い堆肥づくりは道半ばですが、いつか地域の堆肥を活用した野菜づくりが出来る事を目指して頑張ります。
 

興味のある方は北摂協同農場までお問い合わせください。     

(のせすく 成田周平)