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よつ葉ホームデリバリー

11月29日「お米を売る・買うから、支え合う関係に」を開催します。

「お米を売る・買うから、支え合う関係に」

【開催趣旨】
昨年夏から始まった米不足・価格高騰は、この数十年間にわたる政府の農政の失敗を白日の下に晒しました。今や日本の米農家、特に中山間地に多い小規模農家は、米づくりが続けられない状況にあります。消費者にとっては、日本のお米を食べ続けられなくなる危機です。それなのに、政治やメディアの取り上げ方は「米価格」の問題に収斂していて、強い違和感と不安を覚えずにいられません。
7月12日キャンパスプラザ京都で開催した「令和の百姓一揆と食の未来」集会にはリモートも合わせて250名以上の方にご参加いただき、お米のこと、農政のこと、そして農家と市民の連帯について話し合いました。今回は、生産者や流通現場の方に登壇いただき、会場からの発言もいただきながら、お米や農産物の生産・流通・消費のより良いあり方、お米が食べ続けられる未来を探りたいと思います。これまでの「作る人と食べる人」という関係から一歩進めた提携のかたち=支え合う関係を少しずつ形にしていけたら良いですね。
当日、会場では生産者の新米を使った、おにぎりも試食します。ぜひご参加ください。

 

【パネラー】

・やさか共同農場・佐藤大輔さんと山崎大輝さん
佐藤さんは(有)やさか共同農場代表、山崎さんはお米担当。やさか共同農場は、1972年に4人の若者が日本一の過疎の村からの復活を目指し、無農薬農産物を生産、販売する産直運動としてスタート。地元の農協などとも共同して減農薬や有機栽培のお米や大豆、大麦を栽培すると共に、冬場の仕事として味噌や甘酒などの、農産加工品作りに力を入れています。

・北摂協同農場・安原貴美代さん
(株)北摂協同農場代表。大阪府能勢町を中心に約150軒の農家から旬の野菜やお米を集荷し、関西よつ葉連絡会に「地場野菜」として届けています。また、新規就農者の農産物を積極的に引き受けたり、相談に乗るなど、若手・新規就農者にとって頼りになる存在になっています。

・よつば農産・横井隆之さん
関西よつ葉連絡会で農産物を取り扱う部門=(株)よつば農産の代表。関西よつ葉連絡会では20年前から「よつ葉の予約米」に取り組み、田植えの前にその年の秋に収穫するお米の買い取り価格と数量を決めることで、農家さんにとっては安心して米づくりに専念できる仕組みを作ってきました。無類のお米好き。

・京都大学特定助教の小林舞さん
京都大学地球環境学舎博士課程修了。博士(環境学)。総合地球環境学研究所FEASTプロジェクト研究員を経て、2021年より京都大学大学院経済学研究科特定助教。

 

【開催概要】
日時:2025年11月29日(土)10:00~12:30(9時半開場)
会場:おにクル7F第1会議室(大阪府茨木市駅前3丁目9番45号)
JR茨木駅・阪急茨木市駅からいずれも徒歩約10分
アクセスhttps://www.onikuru.jp/guide/information/

 

【参加費】500円 ※22歳以下は無料。
※会場参加とオンライン参加をご用意しています。Peatixでお申し込みください。
Peatix URL: https://251129.peatix.com
※会場参加の方にはやさか共同農場と丹波ハピー農園の新米を使った、おにぎり各1個ずつをお昼に試食していただきます。
Peatixを利用されていない方は 072-630-5610 へお電話ください。
●会場参加の方は、受付でPeatixチケットをお見せください。
●オンライン参加の方には、後日ZoomのURLをお知らせします。
共催:「関西・令和の百姓一揆」実行委員会と関西よつ葉連絡会・よつばの学校

 

【連絡先】関西「令和の百姓一揆」実行委員会
最新情報はこちらのサイト https://note.com/kansai_reiwaikki で発信しています。
連絡先:072-630-5610(関西よつ葉連絡会事務局)

 

【賛同団体】NPO法人 HCCグループ、オリーブの会、NPO法人 学遊、株式会社アットホーム、関西くらしの商工協同組合、関西よつ葉連絡会、気候変動を考える市民の会・高槻、株式会社ケイ・エス・エンタープライズ、NPO法人 市民環境研究所、すみれや、ナチュラルフーズ・ドングリ、NPO法人 西日本アグロエコロジー協会、北摂ワーカーズ、ミュニシパリズム京都、るり渓やぎ農園
※賛同団体は、当日でも今後のアクションに向けても引き続き受け付けております。

 

【こんな人におすすめ】
・農業関係者(生産・流通・消費)の方
・地域住民や消費者の方
・食や農、地域づくりに関心のある方
・政治関係者・政策立案者の方
・メディア関係者の方