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よつ葉ホームデリバリー

フッ素入り食品が初めて登場

いまPFAS問題がクローズアップされ、フッ素化合物(以下、フッ素)の危険性が指摘されている一方で、さまざまな分野でフッ素の利用が増えています。農薬では、最近販売されている殺虫剤の70%以上にフッ素が入っています。薬でもフッ素入りが急激に増えています。その理由は、安定して効果が長持ちするところにあります。
 
初めてフッ素入り食品も登場しました。ロッテが9月から発売を開始した、キシリトールガムにフッ素を配合した「キシリトール+フッ素<ペパーミント>」の2種類がそれです。これまでもサプリメントで緑茶フッ素製品が販売されていました。いずれも機能性表示食品で「歯の健康」を売り物にしています。そこには「緑茶フッ素には歯の再石灰化を促進し、歯の表面を改善して虫歯の原因となる酸に溶けにくい状態にすることで、歯を丈夫で健康にします」と書かれています。フッ素が再石灰化をもたらさず、しかも体に有害な影響があることが、明海大学における動物実験で確認されているにもかかわらず。
 
加えて問題になるのが、それを超えると危険であるとするフッ素の総摂取量問題です。2012年に食品安全委員会は、フッ素の耐容1日摂取量を0.05ミリグラム(体重1キログラム当たり)としました。体重50キログラムの人で、1日2.5ミリグラムになります。現在すでに多くの人がこの摂取量を超えていると思われます。特に子どもたちは大きく超えています。そこにフッ素入り食品まで登場したのです。