2023年9月号(149号)-1
4年ぶりの開催!
能勢農場祭り 2023年
今年は4年ぶりに能勢農場祭りを開催しました。新型コロナウイルスによる感染拡大によってよつ葉の各現場においてもこれまで行っていた活動を自粛せざるをえない事態となりました。先月号でお知らせした会員さんの参加する産地交流会や料理教室、職員と生産者との交流、各配送センターでの会員さんとの交流会、5月号でお知らせした「よつば関西保養キャンプ」も開催を予定しておきながら、ギリギリで中止に踏み切ったこともありました。またそのようなイベントだけでなく、日々の配送においてもさまざまな対応をすることになりました。今回は4年ぶりの開催ということもあって、なかには初参加の職員も多くいました。
いつまでも自粛してばかりもいられません
能勢祭り実行委員会 道下慎一
8月5日に「能勢農場祭り」を開催しました。新型コロナウイルスによる感染拡大の影響により4年ぶりとなりました。能勢農場が毎年恒例にしていた行事は祭り以外にも、いちご狩りや林間学校もあります。まだ新型コロナウイルスの感染症の心配がなくなった訳ではありませんが、いつまでも自粛ばかりでもいけないと考え、これらの行事を今年から再開することとしました。待ち望んでいた方々もたくさんおられたようで、事前の問い合わせも相当数ありました。
当日は猛暑予報のなか、朝からよつ葉関係各所から祭りの準備に来てもらい、無事に終わらせることができたことを感謝しております。今年は以前より食べもののブースを増やしたり、農場も応援している能勢町の議員である難波氏の後援会「ホップ・ステップ・のせ」にも出店いただきました。
出しものは宝塚市で活動している「小林エイサー隊」の踊りの披露がありました。子どもたちも参加して踊りや太鼓演奏を楽しんでもらえたようでした。最後は恒例の花火で締めくくりました。当日は300人超の来場者で、予想よりも多く来ていただき、開催できて良かったと思っています。
能勢祭り、熱を帯びる
別院食品 東 知紀
私は農場祭りには今回が初めての参加で、よつ葉の生産工場からはもちろん、各産直からの出店や、エイサーの演舞、お祭りで定番の金魚すくいなどもあり、本格的なお祭りなのだなと驚きました。会場には、おいしいものと楽しい時間を求め、たくさんの方が来場されており、終始賑わっていました。
別院食品のブースでは、日々製造しているお豆腐を、来ていただいた方に直接手渡して食べていただく良い機会でもあったので、「おいしい!」と返ってきた反応に喜びを感じ、たくさんエネルギーをもらいました。
お祭り行事に久々に参加したということもあって、とても懐かしい気分になり、おいしいものを食べ、楽しそうに談笑する人の姿を眺めていると、あっという間にフィナーレの花火が打ち上げられていました。
最後に企画から会場準備と撤収にいたるまで参加されたみなさま、本当にお疲れさまでした。来年の農場祭りも、どうかこの熱気に負けないような夏の良き日となりますように。
楽しいだけでなく
川西産直 高橋 望
入社2年目の川西産直の高橋です。配達員としては珍しい? 女です(笑)。普段は配達をしていますが、週に一度、移動販売の「しゅんの助」で川西市内を走っています。コロナ禍の影響でなかなかイベントに参加できず、今回参加した能勢祭りは新鮮でとてもいい経験になりました。
準備のため、朝から能勢農場へ。女性陣はみんなでワイワイ、ケラケラ話しながら野菜の下準備をしました。同じよつ葉関係なのに農場の方などと話す機会が全然なく遠い存在のような気がしていました(笑)。話す機会ができたからこそつながりも感じ、学ぶこともたくさんありました。
夕方からお祭りの会場へ行き、ぞくぞくと会員さんが来られているのが見えました。「こんなに来るの?」と驚きでした(笑)。いざ始まるとバタバタと時間が過ぎ、あっという間の2時間でした。私が配達に伺っている会員さんともお話しができました。
普段お留守にされている方とはこういう機会がなければお話しすることもないまま、ただ配達に伺うだけの関係で終わってしまいます。まだまだよつ葉の取り組みや思いなどが分かっていない私は、能勢祭りを通じて楽しいだけではなく自分自身勉強になったと感じました。今後もイベントなどに積極的に参加し、交流を深めていきたいと思います。