2026年2月号(178号)-1
《残る》ことを選んだ人たちの力に
能登支援ご協力のお願い

田んぼの様子を見るよつ葉のスタッフ
だからこそ、私たちは能登を忘れない
関西よつ葉連絡会事務局長 松原竜生
2024年1月1日に発生した能登半島地震においては、直後から行った支援の呼びかけに対し多くの方が呼応してくださり、集まった支援金を甚大な被害に遭われた生産者にお渡しすることができました。
しかし、同年の秋には記録的な豪雨が半島を襲い、遅々として再建の進まない地域に、二重の苦しみをもたらすことに。何とかしなければならない、その想いから「豪雨に伴う能登拡大支援」というかたちで再度の協力を呼びかけました。そこで再び集まった温かいお気持ちを力に、一年かけて下記のような被災地支援活動を行うことができました。この場を借りてお礼申し上げます。
被災された生産者を支えるという、これまでの災害支援にとどまらず、被災した地域とそこで暮らす人たちを支えるという、関西よつ葉連絡会としても初めての取り組み。経験のない私たちが微力ながら役に立てたのは、事業でつながりのあるフェアトレード団体やNPOが、拠点を構えて現地に入り込み地域の一員として活動を行ったり、毎月現地を訪れて被災された方々と関係をつくりながら地道な支援を続けていたからです。
そういった団体・個人と協力しながら現地で活動するなかで、時に胸が苦しくなるような実状を目の当たりにし、時に過酷な状況下でも発揮される人々の優しさや強さに感動し、多くの学びを得てきました。
能登の自然や文化、産業を支える
2025年に入ってからは、緊急的な食料支援や物資カンパから、能登に残った人たちが可能な限り希望を持ってイキイキと地域で暮らせるよう、「能登の自然や文化、産業を支えていく」ことにつながる活動に力を入れ、その一環として珠洲市三崎町での米づくりが始まっています。1年目の秋、約300㎏の新米を収穫することができ、「(失礼ながら)素人の皆さんでよくこれだけ…」と感無量でした。
今年もこの米づくりを中心とした能登での活動を続けていくため、皆さまから引き続きお心を寄せていただきますようお願い致します。2年以上経過してなお、半島への交通路である〝のと里山海道〟は完全復旧には程遠く、各地域で倒壊した建物こそほとんどが片づけられたものの、「更地」が広がるばかりで次の姿は見えてきません。どの地域も閑散とし、震災後の人口減少がメディアが報じている数よりも明らかに多いと身をもって感じます。
資本だけでなく行政さえ、「どれだけ投資すれば、どれくらいのリターンがあるか?」のロジックで動く私たちの社会。そのなかで能登半島は見捨てられているといっても過言ではありません。だからこそ、私たちは能登を忘れない。そこに残り生きていくことを選択した人々の力になりたいと思っています。

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◆「豪雨に伴う能登拡大支援」協力金のご報告
◎4,087,186円(2024年11月~2025年10月)の協力金をいただきました!
⦅活動費内訳⦆
2024年豪雨炊き出しカンパ 300,000円
協力団体現地活動支援(計) 2,500,000円
食材提供 413,950円
交通費等(燃料費、レンタカー代など) 367,290円
必要備品、その他 103,182円
豪雨被災生産者カンパ(金沢大地) 500,000円
米づくり支援
(道具・機材、技術支援、稲ワラを使ったチョコレートパッケージ製造など)
800,000円
*不足額は、よつ葉各社の協力で補填。
支援カンパのお願い
・現金カンパの番号
注文番号 58858 一口5000円支援
注文番号 58865 一口500円支援
・注文番号ポイントカンパの番号
注文番号 58872 全ポイント
注文番号 58896 1000ポイント
注文番号 58889 100ポイント
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◎会員以外の方は
「関西よつ葉連絡会」宛て
郵便振込み口座番号
00980-5-181511
